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2020年9月15日号

岐阜を動かす24

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岐阜県岐阜市

■終活支援と岐阜市マイエンディングノート
高齢社会が進展する中、人生の最期を心豊かに安心して迎えるため、終活への関心が高まっています。私たちは、一人一人が自分の人生の責任者として、選択と行動を積み重ねています。人は、生まれてきたら必ず死にます。一度きりの人生の中で、全ての人が終焉(しゅうえん)を迎えるという普遍の真理を前に、どのような準備をしておられますか。
この度、終活支援の一環として、「岐阜市マイエンディングノート」を民間事業者と共同で発行しました。高齢者の皆さんが、今までの人生を振り返り、ご自身の情報や希望等をわかりやすくまとめ、記録しておくことで、ご自身やご家族を助けるノートです。
第1章「わたしのこと」では、お名前の由来や青春時代の思い出、これまで居住した家や場所、趣味や宝物、健康状態などを書いていただけます。第2章「もしもの時は」では、病気の時の告知、延命治療、終末医療など大切なご自身の意思表示や介護、財産管理などについて、あらかじめ書いていただけます。我が家では、昨年母が体調を崩して入院した際に、「どんな診断結果であっても必ず話してほしい」と母に病室で言われました。祖母が亡くなった時、告知しなかったことを今でも気にしているそうで、お陰様で母は今元気に暮らしていますが、入院時に母の意思を直接聴く貴重な機会を得ました。とても大切なことだと思います。第3章「エンディング」では、葬儀やお墓、遺言書などについて、第4章「大切な人たち」では、家族や友人へのメッセージを書いていただけます。その他、財産についての記載や、高齢者の皆さんの身近な相談窓口をご案内しています。
今年度の政策ベクトルの一つが、「寄り添う福祉」です。市民生活のきめ細かな支援を心掛けています。既に発行している「おくやみハンドブック」も多くの方にご好評いただき、来年度の市役所新庁舎開庁の際には、「(仮称)おくやみコーナー」を開設し、ご遺族の各種手続きなどをサポートします。「岐阜市マイエンディングノート」は、市役所高齢福祉課、地域包括支援センター、地域の各事務所などで配布します。ぜひご活用下さい。
岐阜市長 柴橋

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