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岐阜を動かす(16)

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岐阜県岐阜市

■名鉄名古屋本線鉄道高架化事業の推進
このたび、岐阜県、名古屋鉄道株式会社、岐阜市の三者で、名鉄名古屋本線鉄道高架化事業の推進に向け合意し、11月19日に事業の方向性や役割分担などを示した覚書を締結しました。
この事業は、半世紀あまりの課題であり、JRが高架化した際にも解決できなかったわけですが、県と市の連携の成果として、大きな一歩を踏み出すことができました。
事業区間は、名鉄岐阜駅から岐南駅までの約2.9kmで、茶所駅と加納駅を廃止し、両駅の間に統合駅を新設します。この統合駅を中心とした土地区画整理事業、関連する都市計画道路の整備により、新しいまちづくりを進めることができます。また、13箇所の踏切を除却することで、踏切事故の防止や渋滞の解消を図ることができます。
また、昨年の7月豪雨、今年の台風19号など、気候変動による風水害が続いている中で、高架化により、境川と新荒田川の治水事業を進め、災害に強いまちづくりができます。沿線の皆さんには、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
私は、岐阜市が抱える積年の課題に一つ一つ向き合い、解決策を導き出すことに、就任以来約2年間力を尽くしてきました。市民の皆さんに、岐阜市の未来を感じていただき、共感していただき、共に力を合わせてまちづくりを進めたいという一心です。今月で2019年が終わりますが、新しい年はなお一層岐阜市政が前進するように、オール岐阜のまちづくりへのお力添えをよろしくお願いします。健康第一で、良い年をお迎え下さい。
岐阜市長 柴橋

       

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