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新庁舎建設現場レポート(4)

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岐阜県岐阜市

新庁舎建設工事の着工から、10か月余りが経過しました。
今回は、現場レポート第4弾として、新庁舎の防災拠点機能の根幹を担う構造部材である免震装置の施工について報告します。

■免震装置とは
新庁舎では、(1)積層ゴム支承、(2)転がり支承、(3)オイルダンパーと呼ばれる3種類の免震装置を採用しています。
(1)積層ゴム支承
ゴムの柔らかい特性を利用し、地震時に建物をゆっくり揺らすとともに、建物を元の位置に戻す役割を担います。新庁舎では、37基を設置しました。

(2)転がり支承
鉄球の「転がり」を利用して、水平方向に動く免震装置であり、地震の力が建物に伝わらないようにする役割を担います。新庁舎では、38基を設置しました。(写真(2))

(3)オイルダンパー
地震のエネルギーを吸収し、揺れを低減する役割を担います。今後、6基の装置を設置予定です。

■免震工事現場見学会
1月20日に、工事受注者である大日本JVの主催により、免震工事の現場見学会を行いました。
当日は、計66人の市民の皆さんが参加し、新庁舎建設事業の概要説明とともに、免震装置の見学や、免震体験車による免震構造の効果を体験しました。(写真(3)(4)(5))
また、本工事の施工者で構成する暴力団等排除協議会の取り組みとして、岐阜中警察署にも参画いただき、暴力団排除の取り組みを紹介しました。
今後も、市民に開かれた新庁舎建設の実現に向け、工程に応じて、見学会を計画していきます。

■今後の予定
現在は、1・2階部分の鉄骨工事を行っており、2020年春頃、最上階まで完了する予定です。(写真(6))
今後も、2021年の開庁を目指し、着実に工事を進めていきます。

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問合せ:新庁舎建設課
【電話】214-6558

       

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