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新庁舎建設現場レポート(3)

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岐阜県岐阜市

新庁舎建設工事の着工から、7か月余りが経過しました。
今回は、現場レポート第3弾として、基礎工事の施工について報告します。
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■建物の基礎
建物の基礎は、縁の下の力持ちとして、建物を支える構造部材です。鉄筋とコンクリートを材料とし、現場で職人の手により造られます。
一般の住宅の鉄筋は、D13(直径約13mm)が用いられていますが、本工事では、D32(直径約32mm)の太い鉄筋を使用しており、防災拠点となる新庁舎を強固に支えます。

■基礎の施工状況
掘削工事を最初に終えた西側から、基礎工事に着手しました。
初めに、鉄筋を組み立てます。(写真(1)) 鉄筋は、通常、掘削底(地中)で組むことが一般的ですが、本工事では、施工性と品質の向上のため、丘組み工法(地上の作業性の良い場所で鉄筋を組み、クレーンで施工箇所へ移動する施工方法)を採用しています。(写真(2))
次に、コンクリートを打設するために、型枠を設置し、コンクリートを打設します。(写真(3)(4))
本工事では、良質なコンクリート品質を確保するため、散水による養生を行うとともに、基準よりも長い養生期間を確保しています。
そして、基礎と基礎の間を土で埋め戻し、免震層の床となるスラブの施工に移行します。(写真(5)(6))
また、新庁舎の東側に位置する高層部の鉄筋工事にも着手しました。高層部は、その重量から、マットスラブと呼ばれる特に厚い板状の基礎(厚み2.35m)を採用しています。
マットスラブは、碁盤の目のように、縦横交互に鉄筋を組み、コンクリートを打設します。(写真(7))

■今後の予定
今後、免震装置の設置工事に着手します。その後、来年1月下旬より、鉄骨工事(建物の柱や梁〈はり〉などの施工)に着手する予定です。
今後も、2021年の開庁を目指し、着実に工事を進めていきます。

問合せ:新庁舎建設課
【電話】214-6558

       

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